河北新報に掲載されました!

ガーネットみやぎの活動が6月9日の河北新報に掲載されました。
助け合う力~大震災とボランティア~

以下、河北オンラインネットワークより引用します。
(26)全国からの物資運搬/ガーネットみやぎ代表・渋谷直美さん
 
 ―村田町の自宅を拠点に「ガーネットみやぎ」を設立した。被災者支援を行うきっかけは。
<家が倉庫代わり>
 「震災直後、交流サイト『ミクシィ』上で依頼を受け、自転車で移動しながら村田町内の数世帯の安否を確認した。自分でも人助けできることがうれしかった。県民が県民のために、できる範囲で人助けを続けていけたらいいと思い、4月1日に発足させた。メンバーはインターネット上や近隣の商店にチラシを張って募集した。現在、仙台、大崎、大河原、柴田などの20人がいる」
 ―主な活動内容は。
 「全国に支援物資を募り、亘理、山元両町を中心に届けている。自宅を倉庫代わりにして、全国の個人が送ってくれた物資を種類別に仕分けをした上で配達している」
 ―被災者はどんな物資を必要としているか。
 「4~5月ごろは洗剤、粘着ローラー、洗顔シートなどが求められていた。避難所生活や泥かき後などに衛生を保つために必要だったのだろう。いまは、写真の洗浄ボランティアが増えたためアルバムも求められている。気温が上がり、蚊、ハエが繁殖しており、殺虫剤の需要も増えてきた。野菜ジュースは常に多くの人が求めている」
 ―被災者が必要とする物資を届ける工夫は。
<小回り良く動く>
 「ネット通販大手のアマゾンジャパンが提供する『被災地ほしい物リスト』のサービスを活用している。同サービスでは、ガーネットみやぎが避難所に届けたい物と必要数をあらかじめ登録しておくと、ほかの人に知らせて寄付してもらうことができる。たくさんの量が必要な物資は自治体が独自に募集する。私たちは被災地で情報収集し、少しだけ必要な物資があったら、リストに掲載するようにしている」
 ―物資支援以外の活動は。
 「山元町中央公民館で5、6月に1回ずつ開いたカラオケ大会には、たくさんの人が参加した。私自身、震災後にストレスがたまり、カラオケに行ったらすっきりしたので、避難所でもやってみた。もともと山元ではカラオケ愛好会がたくさんあったようで、皆さん楽しんでくれた」
 「山元町の災害臨時FM『りんごラジオ』に電話や来客の応対をする事務スタッフ4人を派遣しているほか、泥かきボランティアも行っている。復興の局面に応じて、ニーズのあることならば何でも行う。小さな組織だからこそ、小回りの良さを生かしたい」
 ―活動の苦労は。
<ノウハウを勉強>
 「震災前はボランティア組織の運営経験がなく、活動費の調達方法などノウハウがなかった。ネットで勉強し、日本財団から災害支援活動助成を受けることができた」
 「活動内容の写真、物資の配達状況、活動費の収支をブログで公開し、支援者が自分の送った物が届いたかどうか分かるようにしている。3、4割の人は支援のリピーターになってくれ、感謝している」
(聞き手は小木曽崇)
<しぶや・なおみ>大河原町出身。仙台育英高外国語コース卒。東京の飲食店経営会社勤務を経て、2010年9月から村田町で暮らす。ガーネットみやぎのホームページはhttp://garnetm.exblog.jp/
2011年06月09日木曜日

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